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住宅ローンの団信を活用しましょう

税理士法人山下会計事務所の小田です。今回は、住宅ローンの団信についてお話をさせていただきます。

団信とは、団体信用生命保険のことで住宅ローンの返済期間中の死亡や高度障害などに備えた保険で、保険金で住宅ローンの残高が完済される仕組みです。団信の対象となる疾病には、前記に加え3大疾病や生活習慣病の場合も保障する特約もあるようです。一般の生命保険と違って保険金の受取人が金融機関となり保険会社から保険金が直接金融機関に支払われ、ローンの残債に充てられます。よって、団信に加入せずに返済中に万が一の事態が発生した場合、ローンの残額を支払えないと、住宅は抵当権のある金融機関のものとなり手放さないといけなくなります。

一方、すでに住宅ローンを返済中の方で、「借り換え」や「繰り上げ返済」を検討されている方もいらっしゃるでしょう。前者は借入当初と比較すると金利が下がっている可能性があり、団信の保障内容が充実しているため、ローンと合わせて見直すのもいいでしょう。後者は繰り上げ分はすべて元金に充当されるため、その後の利息負担が軽減されます。 また、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります。

・期間短縮型:毎回の返済額はそのままで返済期間を短縮する

返済額軽減型:返済期間はそのままで毎回の返済額を減らす

最後に、住宅ローンを利用する場合には、万一の不測の事態も考えなければならず、収入が減少すれば生活費に影響しますので、定期的な見直しが必要だと思われます。



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カテゴリ:保険