情報セキュリティ10大脅威 2021

こんにちは。お客様の業務効率化についてお手伝いしている税理士法人山下会計事務所の花尾です。先日IPA（情報処理推進機構）より情報セキュリティ10大脅威 2021が公開されました。情報セキュリティ10大脅威 2021は2020年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、IPAが脅威候補を選出し、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など約160名のメンバーからなる「10大脅威選考会」が脅威候補に対して審議・投票を行い、決定したものです。

個人の順位を見てみると1位と2位は昨年と同様に「スマホ決済の不正利用」、「フィッシングによる個人情報等の詐取」となっています。スマートフォンの普及に伴い被害は拡大しているようです。3位は「ネット上の誹謗・中傷・デマ」となり、昨年より順位が上がっています。SNSの利用に伴い増加しているようです。

次に組織の順位を見てみると1位は「ランサムウェアによる被害」となっており、大企業でもデータをロックされてしまい金銭の要求がされたことでも話題になりました。3位は「テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃」となっており、利用者の増加とセキュリティ対策の不備を突いた攻撃が増えています。

こういった脅威に対抗するために下記の対策が推奨されています。