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仕事の説明の仕方
こんにちは。税理士法人山下会計事務所の東坂です。
新入社員も先輩社員になり後輩を教えるようになります。
仕事の仕方を説明するときどうしたらいいのか悩まれているかたも多いのではないでしょうか。
「上司1年生の教科書」篠原信著のなかで、こんな文章があります。
『人間は不思議なもので、丁寧に教えてくれる人がそばにいると考えなくなる。「自分が考えなくてもこの人が考えてくれるから、まあ、いいや」というサボりスイッチが入るらしい。「思考のアウトソーシング(外注)」をやらかしてしまうのだ。この現象を端的に示した言葉に「おばあちゃん子は三文安い」というのがある・・・。』
つまり、教えすぎると情熱を奪うということが起きるので注意しましょう。
自分の経験でこういう失敗やああゆう失敗をしたので、先回りして丁寧に教えたいと思うけど、自分自身の力で答えを見つけ出すという快感を奪ってしまうことになるということですね。
かといって、『おおざっぱな指示で、失敗したときに「あの時きちんと指示しただろう!なんで指示通りやらないんだ!そもそも少し頭で考えたら、そんなことをするのがダメなことくらい分かるだろう!」こういうことがあると、スタッフは叱られることにすっかり怯えてしまう。
そこで叱られないように、自分の頭で考えることを一切やめ、全て指示通り動こうとする。「指示通りやっていない」ことを再度叱られないで済むように、「そんなことくらい自分の頭で判断しろよ」という細かいことにまで指示を仰ぐようになってしまう。
でも多分、「指示待ち人間」は自分の頭で考えられないのではない。自分の頭で考えて行動したことが、上司の気に入らない結果になって叱られることがあんまり多いものだから、全部指示してもらうことに決めただけなのだ。・・・』
なかなかむつかしいですが、試行錯誤しながらやっていきましょう。
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