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健康経営のメリット?その1?
こんにちは。税理士法人山下会計事務所の山田です。
今日は、企業が従業員の健康のために投資すること(以下、健康経営と呼びます)が、中小企業にとってどのようなメリットがあるか、少し具体的に紹介します。
まだ数は多くありませんが、地域の金融機関が、各地にある協会けんぽの支部と連携して、健康経営を実践する企業に対して、金利の優遇を行う事例があります。
これは、企業がまず、健康経営宣言を行い、協会けんぽがこれを審査して認定します。これを受けて金融機関が企業に対して融資の際に優遇金利を提示する、というものです。
また、企業に対する融資の優遇ではありませんが、兵庫県が地盤のある地銀では、協会けんぽに「健康宣言事業所」と認定された企業に勤めている従業員に対して、教育ローンや、自動車ローン等で通常金利から1.5%?2.5%引き下げた利率を適用してもらえるようです。
金利面でのメリットのほか、自治体によっては、入札の時に、健康経営を行う企業と認定された企業に加点し、優遇するところがあるようです。
こういった取り組みは、徐々にではありますが、次第に広がっていくのではないかと思います。
今回は金融機関や自治体による優遇制度を紹介しましたが、これは健康経営のメリットのほんの一部だと考えられています。次回からメリットの主要な部分についてお話ししたいと思います。
▶前回の記事
従業員の健康に「投資」する
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カテゴリ:福利厚生