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従業員の健康に「投資」する
こんにちは。税理士法人 山下会計事務所の山田です。
企業の経営資源は「ヒト・モノ・カネ」とよく言われますね。これに情報も加えるべきとの意見があったりもしますが、ここではヒトにフォーカスして、従業員の健康に配慮することの効果について、ある企業での調査結果をご紹介します。
医薬品やコンタクトレンズなどで有名な米国のジョンソン&ジョンソンが従業員に健康教育プログラムを提供し、その投資に対してどれだけのリターンがあったかを調査したところ、従業員の健康への投資額1ドルに対して、3ドルのリターンがあったとしています。
投資の内容は、
- 健康教育や健康管理のための人件費
- システムの開発・運用にかかる費用
- 診療・フィットネス施設の設置費用
で、これに対してリターンの内容は、
- 欠勤率の低下を含む生産性の向上
- 医療コストの削減
とのことで、これらのリターンを金額換算すると、投資額の約3倍だったとのことです。
また、このほか、金額換算できない次のような効果もあったとのことです。
- 従業員のモチベーションの向上
- リクルート効果
- 企業イメージのアップ
このような結果は、大企業でしか期待できないものでしょうか。
中小企業にとってもなにかメリットは期待できるのでしょうか。
これから月に1度くらいのペースで健康への「投資」について、参考になりそうな取り組み事例や、具体的なメリットについてご紹介したいと考えています。
どうぞお楽しみに。
▶この記事の続き
健康経営のメリット?その1?
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カテゴリ:福利厚生