電子決済を活用してみましょう

クラウド会計を推進しています税理士法人山下会計事務所の花尾です。

最近コンビニや飲食店などでは支払方法が現金だけでなく、ＩＣカードやクレジットカード、仮想通貨での方法を選ぶことができます。政府も現金以外での支払方法、いわゆる電子決済を推進しています。皆さまの中にはあまり関係が無いと考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、上手く活用することで経理の効率化ができます。

1つ目のメリットは何を購入したか履歴に残ることです。現金で支払った場合、その支払いごとに領収書を整理して保存しなければなりません。電子決済を使用すればウェブ上から履歴を確認できますので一目で、いつ、どこで、いくら使用したかが分かります。特に従業員の出張が多く、旅費の精算に時間がかかるという方には、現金を渡すよりもＩＣカードを使用してもらうことにより経理の負担を減らすことにつながります。

2つ目のメリットはクラウド会計に連携できることです。インターネットバンキングだけでなく、ウェブ上で履歴を確認できる電子決済サービスも明細を取り込み、自動仕訳登録を行うことができます。現金で支払った場合、領収書の整理、出納帳の作成、出納帳の取り込みを行う必要がありますが、そういった手間を省いてスピーディーに記帳を行うことができます。

電子決済は単純にレジでの業務時間を削減するだけでなく、その情報を活用することができます。経理の効率化を考えていらっしゃる方は、電子決済を導入してみてはいかがでしょうか。