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損益分岐点
こんにちは。管理会計についてご相談を受けることの多い山下会計事務所の東坂です。
今回は、損益分岐点について、お伝えしたいと思います。
損益分岐点とは、売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高または販売数量のことをいいます。
損益分岐点を求める算式は、 「固定費」 ÷ 「売上から変動費を引いた利益率」 です。
「固定費」とは、売上の増減に関係なく発生する費用のことです。例えば地代家賃、人件費、減価償却費等です。
これに対して「変動費」とは売上の増減に連動して発生する費用です。例えば、商品仕入、原材料仕入、外注費等です。
売上から「変動費を引いた利益率」は「限界利益率」とも言われています。
「固定費」が70万円で
「売上から変動費をひいた利益率」が35%の場合の損益分岐点売上高はいくらになるかといいますと
70万円 ÷ 35% = 200万円 です。
売上を200万円あげれば利益が0になるということですね。
それでは、目標利益35万円を達成するための必要売上高を考えたいと思います。
固定費の金額に目標利益を足して考えると求めることができます。
( 固定費 70万円 + 目標利益 35万円 ) ÷ 35% = 300万円 です。
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